私の義母は、よく手土産を持って家に遊びに来る人だったんだが、一見優しそうな彼女には「ある悪癖」があったらしい。
あら、こんにちは!遊びに来たわよ〜
お義母さん、いらっしゃいませ!
義母が持ってくる手土産は、いつも私を除いた「4人分」。家族は5人なのに、私だけが「のけ者」にされる日々が続いていたんだ。
(また私だけ抜きなんだろうな…)
ある日、義母が「お寿司買ってきたわよ〜!」と笑顔で寿司を持ってきた。しかし、食卓に並べられたのは4パックの寿司だった。
さあ、みんなで食べましょうね!
これは孫ちゃんの分、これは息子(夫)の分よ!
義母は最後の一つを自分の手元に引き寄せ「これはおばあちゃんの分ね〜」とニヤリ。私の分だけは当然のように無かった。
うふふ、美味しそうね!
(また私の分だけない…)
別の日、今度はケーキ。義母は「今日はケーキよ〜!」と箱を開けたが、中身はやはり4つ。本当にうんざりだったわ…
(またこのパターンか…)
義母はわざとらしい笑顔で私に嫌味を言ってきた。「お嫁さんはダイエット中よね?若いんだから気をつけないとね〜ww」って、これは酷い…
お嫁さんはダイエット中よね?
…お気遣い、ありがとうございます(苦笑)
あまりの露骨さに、さすがに夫も違和感に気づいたらしい。ついに義母を問い詰めてくれたんだ!
なあ母さん、なんでいつも嫁の分だけないんだ?
おかしいだろ。
義母は鼻で笑いながら、衝撃の持論を展開した。「家族の中心は血のつながりよ。他人にお金を使うのはもったいないでしょ?」って…これは酷すぎる!
だってこの子、外から来た人じゃない。
他人にお金使うのはもったいないでしょ?
その言葉を聞いて、私は確信した。この人は天然じゃない。悪意を持って、私を排除しようとしている。怒りで震える拳を抑え、私は静かに反撃の準備を始めたんだ!
(もう我慢しない…!)
数日後。またしても義母が4パックの寿司を持って現れた。今日こそ、この嫌がらせに終止符を打つ、反撃の日だ!
今日は奮発して高いお寿司よ〜!
義母がニヤニヤしながら私を見る中、私は冷蔵庫から巨大な寿司桶を取り出したんだ。中には大トロ、ウニ、イクラがぎっしり!
あら、お義母さん。ちょうど良かったです。
実は私も、準備していたものがあるんです。
夫も子供たちも、豪華すぎる寿司桶に大興奮!「おじいちゃんからの寿司だよ!お腹いっぱい食べてね!」と伝えると、みんな大喜びで群がったww
えっ!?なんだこれ、めちゃくちゃ豪華だな!
わーい!お寿司だー!
大喜びで豪華な寿司に群がる家族。私も自分の分を取り分けて頬張った。もちろん、用意されたお皿は4枚。義母の分だけはなかったww
…ちょ、ちょっと。私の分は?
私の分がないじゃない!
私は箸を止め、義母に満面の笑みを向けた。そして、義母が私に言った言葉をそのまま返してやったんだ!ざまぁww
だって私、外から来た他人ですよね?
『血の繋がりが大事』ってお義母さんが教えてくれたじゃないですか!
自分の吐いた言葉がそのままブーメランのように返ってきて、義母の顔はみるみる赤くなり、最後には真っ青になった。何も言えない義母ww
……っ!
夫も一部始終を見ていた。もう我慢の限界だった夫は、義母に厳しい言葉を突きつけた。「嫁を大切にできないなら、二度とうちの敷居をまたぐな!」って、神対応すぎる!
冗談で済むか!
二度とうちの敷居をまたぐな!
夫にそう言われ、義母は泣きそうな顔で逃げるように帰っていった。それ以来、彼女の私への嫌がらせはピタリと止まったらしいww
そ、そんなつもりじゃ…
次に来た時、義母は震える手で「5つの」ケーキを持ってきました。自分の吐いた言葉が自分に返ってくる…自業自得とはまさにこのことですね!スカッとした!
今日は…その、ちゃんと5人分あるわよ…
やっと家族の数を覚えていただけたみたいで安心しましたww