俺は幸せだったんだ。まさかこんなことになるなんて、夢にも思わなかったんだが……。
見て!この子、パパそっくりね!
ああ、本当に可愛いな。
嫁の帰りが遅い日が増え、スマホを隠すような仕草に俺は違和感を覚えるようになった。
最近、帰り遅いけどどうしたんだ?
え?あー、友達と長電話してただけよ!
このモヤモヤを解消するしかない。俺はこっそりDNA鑑定の予約を入れたんだ。
この不安に、早く終止符を打たねば。
数日後、自宅に届いた一通の封筒。俺は震える手でそれを受け取ったんだ。
これ、来たのか…
結果は「親子関係なし」。俺の頭の中は真っ白になった。これは酷い。
まさか…こんな…嘘だろ…
俺の絶望も知らず、嫁は娘と無邪気に笑っていた。その笑顔が、俺には憎しみになった。
可愛いねぇ、私の宝物!
ふざけるな…!
悲しんでいる暇はない。やるべきことは一つ。この女を完膚なきまでに叩き潰す。
兵糧攻めだ。全てのライフラインを断つ。
俺が着々と準備を進める中、嫁は相変わらず浪費三昧。まさか地獄が待っているとは夢にも思わないだろう。
これ、限定品なのよ!可愛いでしょ?
ああ、そうだな。
間男の家庭もぶっ壊してやる。俺は探偵を雇い、証拠集めに奔走した。
これで奴の家族も終わりだ。
準備は整った。俺は冷酷な目で、鑑定結果を嫁に突きつけたんだ。
この子は、俺の子じゃない。
う、嘘よ!そんなはずない!
泣いてすがる嫁。だが、俺の心はもう動かない。無慈悲に離婚を宣告した。
自害するか、離婚するか選べ。
やだ!離婚なんて嫌だぁ!
俺は最後の「餌」を投げた。「生活費は考えてやる」。そして、全てを放棄する誓約書にサインさせたんだ。
サインすれば、生活費は考えてやる。
ぐすっ…わ、分かったわ…
離婚届はすぐに出した。そして、電気、ガス、水道、ネット…全て月末で止まるように手配したんだ。
はい、月末で解約でお願いします。
足代わりの車も売却。家財は現金化し、会社には辞表を叩きつけた。俺はもうこの国にはいない。
全て消し去ってやる。
月末、光と通信と移動手段が消滅。嫁の絶望の叫びが聞こえるようだwww
え…?なんで…なんで電気が…?
スマホも…嘘でしょ!?
俺はもう振り返らない。新しい人生を始めるため、この国を去るんだ。
さらば、偽りの家族。
ミルク代すら尽き、絶望の中で震える嫁。自業自得、ざまぁwwww
どうしたらいいの…私…!