底辺リーマンだと見下し、毎日会社を汚物のように扱っていたミカ。しかしこの後、彼女は自分の所属する組織からも見捨てられ、莫大な借金だけを抱える地獄の末路を辿ることになる…!
はあ!?一生貧乏やってな!
…特商法違反の犯罪行為に加担する趣味はないので。
俺は都内の法律事務所で働く弁護士のタカシ(30)。激務の合間の癒やしを求めて登録したマッチングアプリで、清楚系のミカとマッチングしたんだ。
カフェ巡りが趣味か…いいな。
指定された老舗喫茶店『ルノ〇ール』に現れたのは、プロフィール写真とは似ても似つかない全身ハイブランドのギラギラ女。挨拶もそこそこに、タブレットを取り出したんだが…これは…?
タカシ君って、今の収入に満足してる?
ええ、まあ…それなりに。
目的を隠してマッチングアプリで呼び出すブラインド勧誘は完全に違法。やんわり断ろうとすると、奥の席から胡散臭い男まで合流してきて、完全に包囲されたんだ。
初期投資の100万、今すぐ借りてきなよ!
そうそう、男なら即決だろ?
それすら出来ないなら男として終わってるww
そろそろネタばらしの時。俺が名刺を差し出すと、ミカと師匠の動きがピタッと止まった。まるで時間が止まったかのような、最高の瞬間だったね。
これ、名刺です。消費者トラブル専門の弁護士をやってます。
は、弁護士…?嘘でしょ…?
弁護士と知っても、ミカは信じられない方向に開き直った。だが、俺はここに来た瞬間から、全てを録音していたんだ。その証拠を突きつけてやった。
勧誘なんてしてないし!証拠もないくせに!
証拠なら、ここに来た瞬間から録音してますよ。
まさかのAI音声生成だなんて言い訳をしてきたミカ。呆れ果てた俺は、更なる情報で追い打ちをかけた。その途端、師匠は一目散に逃げ出したぜww
それ、AIの捏造でしょ!?警察呼ぶわよ!
あなたの会社、消費者庁に目をつけられてますよね?
あ、俺、次のアポあるんで!
師匠に逃げられ、ますます焦るミカ。しかし、まだ悪あがきを諦めない。本部のトップリーダーと繋がっていると、俺を逆に訴えると脅してきたんだ。
本部があなたを潰すから!覚悟しなさい!
ミカが自慢げに話す「本部のトップリーダー」。だが、その人物は先日、俺の事務所に顧問契約の相談に来ていたんだ。この状況をリアルタイムで共有済みだと伝えると…ミカの顔から血の気が引いた。
その佐藤さんとは、うちの事務所が顧問契約の相談を受けてましてね。
は…?
俺のスマホに着信が入り、スピーカーにすると、佐藤代表の怒鳴り声がルノ〇ール中に響き渡った。ミカの顔はみるみるうちに絶望に染まっていく…!
おいミカ!またアプリでブラインド勧誘やったのか!
さ、佐藤代表!?ちがっ…!
代表からの怒声は止まらない。ミカは本日付けで除名、これまでの報酬も全額没収、さらに損害賠償まで請求されることに。まさに自業自得、因果応報だ。
お前、本日付けで除名な。報酬も全額没収だ!
え…じょ、除名…?
さっきまでの強気はどこへやら、ミカは膝から崩れ落ちた。高額なローンと見栄のための自爆営業で、すでに多額の借金を抱えていた彼女にとって、これはまさに地獄の宣告だっただろう。
絶望の淵に立たされたミカは、俺にすがりついて命乞いを始めた。ブランド品のローンと自爆営業で、すでに500万円もの借金があることを必死に訴えてきたんだ。
お願い、タカシさん!許してって口利きして!
ブランド品のローンと借金が500万もあるの!
かつて俺を「底辺リーマン」と見下したミカに、俺は痛烈な一言を浴びせてやった。彼女の自業自得の結末に、なんの感情も湧かなかったね。
刑務所の作業報奨金も立派な労働収入ですよ。
せいぜい地道に働いて返済してください。
タワマンで自由な人生を夢見ていたミカの幻想は、無残にも打ち砕かれた。彼女の絶叫が喫茶店に響き渡る中、俺は静かにその場を後にしたんだ。
ミカは本部から多額の違約金を請求され、被害者たちからも集団訴訟を起こされた。総額1000万円以上の借金を抱え、今は自己破産手続きの真っ最中。タワマンどころか家賃3万円のボロアパート暮らしだそうだ。
一攫千金を夢見て他人を騙すより、真面目に働くのが一番の近道。